パッキンとは｜修理・交換は【水の救急車】水まわりの用語集

水道用語「蛇口パッキン交換」

ハンドルを閉めても蛇口からポタポタと水が漏れる場合は蛇口のコマパッキンの磨耗が原因だと考えられ、交換が必要です。パッキンを交換してもまたすぐに水漏れが起こる場合は蛇口本体の交換をおすすめします。

●蛇口パッキン交換について

水漏れには様々な原因がありますが、ハンドルを閉めても蛇口からポタポタと水が漏れる場合は蛇口のコマパッキンの磨耗が原因だと考えられます。パッキンやコマごと交換することで蛇口からの水漏れが解消できます。パッキンやコマを交換しても水が止まらない場合は水栓本体に原因がある可能性があります。
水道の蛇口パッキンの交換時期は、水道の蛇口ハンドル部を強く締めても水が止まらなくなった時がパッキンの替え時だと思われがちですが、既に手遅れの状態になっていることが多いのです。パッキンが正常の場合は指２?３本で軽く締めれば簡単に水は止まります。パッキンが劣化してきた場合、強く締めれば水は止まるからといって使い続けているとそのうちに段々と水が止まらなくなってきたり、最悪の場合、蛇口のパッキンを受ける部分が壊れてしまい、いきなり水が止まらなくなるというトラブルに発展してしまうこともあります。
蛇口のパッキン交換の手順として、まずは水道の元栓を閉めた後蛇口のハンドル部分を分解します。ハンドルのナット部分を外してスピンドルを外し、パッキンのコマを抜き取ります。その後取り外したパッキンと同じものを新たに取り付けますが、蛇口によって使われているパッキンの種類や数、サイズが異なります。取り外したパッキンをホームセンターなど水道関係の部品を扱うお店にそのまま持って行くと間違うことなく同じものを購入することができます。新しいパッキンを取り付け、ハンドルを元通りに組み立てると無事にパッキンを交換することができます。
蛇口のパッキンを交換することで一時的に水漏れの改善はできますが、長期間使い続けていることで蛇口そのものも磨耗し、老朽化しています。パッキンを交換してもまたすぐに同じところから水漏れが起こる場合は蛇口の寿命であることも考えられますので、その場合は蛇口本体の交換をおすすめします。