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トイレのメーカー一覧

TOTO（トートー）	トイレ商品にはタンクレストイレやウォシュレットなど幅広い商品があり、トイレ以外にも洗面所、水栓金具、アクセサリー、福祉機器、小型電子温水器、タイル・建材・塗料、セラトレーディング等がります。トイレから始めた会社であり、常に新しいものを開発し続けている。ネオレストは「きれい除菌水」が流れ、汚れの吸着を防ぐ。レストパルは、床面の汚れを清掃できるように、収納も便器も浮いた設計に。ピュアレストは、タンク式とは思えないスリム感があります。ウォシュレットを使用する人口は今後も増加し続けると思われます。
LIXIL（リクシル）	タンクレストイレ「サティス」「レジオ」といった基幹商品をはじめ、すっきりとしたデザインの収納一体型トイレや、ライフステージに合わせてセレクトできる洗面化粧台など、多くのシリーズを展開しています。最近は超節水トイレを始めとした革新的な商品を出しています。INAX（イナックス）株式会社LIXIL（リクシル）が展開する衛生陶器・住宅設備機器・建材のブランド名です。トイレは合併前のINAXが全面的に引き受けていると言えます。サティスは便座の付け根がリフトアップして掃除がしやすい、また便器内をプラズマクラスターイオンが駆け巡り、汚れ防止に効果がある。世界最小の65ｃｍの奥行。レジオのブラックは、外面だけで内側はホワイトにしているので、掃除の時もわかりやすい。２０１３年５月にシリーズを一新しました。
Panasonic(パナソニック）	アラウーノシリーズ等のトイレ商品があり、トイレ以外ではキッチン、バスルーム、洗面等に展開しています。アラウーノはグッドデザイン賞・省エネ大賞を受賞しました。また、水アカのつきやすい陶器ではなく有機ガラスを便器部に使用したことにより、汚れも付きにくく自動洗浄の便座も可能となり、重さも20ｋｇと約半分になりました。アラウーノルーム・ウーノスはトイレの部屋をドアからコーディネート。ナノイーパネルは壁材に消臭機能がついています。
Janis（ジャニス）	INAXと業務提携しているので、商品内容もどのトップメーカーに引けはとらない高品質です。金額的にも手が届きやすい感のあるメーカーです。商品には便座を上げると、全周縁なしにしているので汚れが落としやすいといった特徴があります。
アサヒ衛陶	エディシリーズ等を商品展開する国内トイレメーカーです。
NEPON（ネポン）	泡洗式簡易水洗便器、水洗式簡易水洗便器、業務用泡洗式トイレ、便槽等の製造と販売している国内メーカーです。

国内トイレのメーカーについて

日本において日本の便器はTOTO、INAX（現・LIXIL）の2社による製造（伝統的な焼き物産業）が大半を占め、ジャニス工業、アサヒ衛陶、ネポンなどがこれに続いている。そのなかでも最もシェアが高いのは約50%のシェアを持つTOTOであり、約25%を持つINAXがこれに続く。便器は重く嵩張るため、製造コストが安い中国などの発展途上国からの輸送では引き合わず日本市場はほぼ国内メーカーで占められ、将来的にもこの傾向は変わらないとみられている。同様の理由で日本の便器が輸出されることもなく、需要地での海外生産が主なものとなっている。日本の便器メーカーは海外でも積極的に販売を行っており、最も日本のメーカーの便器が販売される国は中国であり、TOTOだけで毎年多くのトイレが販売される。

近年では、温水洗浄便座の普及によりパナソニック、東芝、日立アプライアンス等、家電品メーカーの参入が盛んであるが、焼き物の製造は出来ず「便座」部分への参入に留まっていた(ただしパナソニックはOEMで陶器製便器を発売)。しかし最近ではパナソニックが樹脂製や有機ガラス系の便器を開発しシェアを伸ばしている。